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政治
2018.04.22 0 4
【報道しない自由】日米首脳会談は目も眩む程の大成功だった!「アメリカ大統領が日本の総理にここまで言ってくれるのか」
画像引用元: Department of State
北朝鮮情勢を受けた先日のトランプ大統領との首脳会談は外交上、今もっとも重要なニュースのはずですが、その結果に関する報道のボリュームは少なく、相変わらずマスコミ&野党はモリカケ・セクハラ問題と、安倍政権に対する批判に明け暮れています。
また、一部では「会談は失敗だった」と印象付ける発言や報道がなされているようです。
サンモニで日米首脳会談。寺島実郎「暴走するトランプ列車にしがみついて蜜月を装ってる印象がものすごく強い。いま米国と正面から向き合って議論すべきことが議論されていない。沖縄、基地、地位協定、オスプレイの問題、いろんな問題が一切アジェンダに出てこない」 pic.twitter.com/vH3SoBnOSL
— やがて空は晴れる…。 (@masa3799) 2018年4月22日
#武田邦彦「日米首脳会談、立派だと思っていたら、解説者が安倍さんは失敗して逃げて帰ってきた?日本人の多くが文章の最後のとこだけ見るようになってるんじゃないか。事実を知って自分で判断するんじゃなく、そこはぼんやり聞いてる。最後の言葉で全体の印象を与えてしまう解説は良くない」#虎8 pic.twitter.com/lPAFWl7Ds5
— ちぢれ麺 (@chidiremen11) 2018年4月20日
日米首脳会談は目も眩む程の大成功
そんな中、安倍総理・トランプ大統領の共同記者会見の元動画を翻訳してくださったRicky_Elwoodさんのツイートがすごい勢いで拡散されています。トランプ大統領が発言した英語に見える微妙なニュアンスも含め、今回の会談結果の重要性を丁寧に解説してくださっていますので、ぜひ紹介させていただきたいと思います。
- ※
- ツイートを見やすくするために、一連のツイートをまとめさせて頂いております。Ricky_Elwoodさん、長文の翻訳、大変示唆に富む解説ありがとうございました。
安倍総理のアメリカ訪問を「失敗」と断じた新聞があったそうですがそいつはバカです。今回の日米首脳会談は目も眩む程の大成功です。その成果がこの共同会見に集約されております。私は「アメリカ大統領が日本の総理にここまで言ってくれるのか」と感動しました。以下、安倍総理の名誉挽回の為に→ https://t.co/wb7ZM2cfiT
— Ricky_Elwood (@David_R_Stanton) 2018年4月21日
[共同記者会見の元動画↓]
.@POTUS Trump thanks Prime Minister @AbeShinzo for his support, discusses U.S.-Japan cooperation on #NorthKorea, defense, and trade, and affirms close friendship between the United States and #Japan. Watch the full press conference on https://t.co/jP34FEu9Lp pic.twitter.com/thgONHFwKC
— Department of State (@StateDept) 2018年4月19日
安倍総理のアメリカ訪問を「失敗」と断じた新聞があったそうですがそいつはバカです。今回の日米首脳会談は目も眩む程の大成功です。その成果がこの共同会見に集約されております。私は「アメリカ大統領が日本の総理にここまで言ってくれるのか」と感動しました。以下、安倍総理の名誉挽回の為に日米共同宣言におけるトランプ大統領の演説要所を日本語訳します。凄いものです。大変長いですが安倍総理支持者の皆様、是非とも目を通していただければ幸いです。
(2分45秒)
「今日、私の良き友人、日本の安倍晋三総理を迎えた事に興奮している」
※以下昨秋の日本訪問時の歓待に対する最大級のお礼(3分26秒)
「昨年11月にアジアを歴訪した時、北朝鮮政権に対して最大の圧力をかける為の我々の行動を支持するよう求め、我々は大きな成功を収めた。ご存知の通り、この数週間のうちに私は朝鮮半島の非核化について話し合う為に金正恩と会談を行う」(4分05秒)
「だから我々はこの会談を世界的成功に導く為に出来る事は何でもするつもりだ。単にアメリカ合衆国の為でも韓国の為でも北朝鮮の為でも日本の為だけではない。そうではなくて世界中の為なのだ」(4分39秒)
「私は何年にもわたる(安倍)総理大臣の見識とサポートに感謝したい。我々は平和で核の無い朝鮮という夢を追及して来た。シンゾー(晋三)、君は我々と共に一生懸命仕事をしてくれた。そして我々の仲間たちよ、我々は君達にとても感謝しているし我々は君達と共にある。君達はこれまでよりもずっと我々と近しくなった。我々はこの問題について共に仕事をしている。有難う」【訳注1】 トランプ大統領の”I(私)”と”We(我々)”の使い分けに注目したいです。安倍総理に謝意を表すときは“I wanna thank the Prime Minister for his insight and support..”とトランプ大統領個人が「オレが感謝している」というニュアンスがあるのが感じられます。尚この部分、”insight”についてはやはり安倍総理がトランプ大統領に朝鮮半島情勢、歴史などについて縷縷説明をしたという事があったのだろうと考えられます。その見識やアドバイスにトランプ大統領は納得して「シンゾーにはinsight(見識/洞察力)がある」と考えているのだと思います。
(5分10秒)
「我々がこの重要な瞬間に間に合った事については君(安倍総理)のサポートが常に決定的なものだった。もしこれが成し遂げられたらそれは歴史的な瞬間であるし、ことによるとそれ以上のものだ。本日の我々のディスカッションは、北朝鮮問題と我々の共通国防問題についてアメリカ合衆国と日本の間での濃密な協力を再確認するものだった」【訳注2】 ここは劇的な部分です。以下原文聞き取り(やや適当w) ”Your support has been critical to getting us to this important moment in time, it’s a historic moment and possibly beyond that if it works out properly.” では”this important moment”(この重要な瞬間)とは何か? 「朝鮮半島の非核化を目指す米朝会談」 の事です。その前の”getting us to”と合わせると「朝鮮半島の非核化(または米朝会談)に我々アメリカが到達する」という感じ。”in time”は「間に合った」くらいの語感か。つまりこの重要な瞬間をこのタイミングで実現するのに「安倍総理のサポートはずっと決定的(critical)なものだった」と大統領は述べているのです。これを聞いて私はブッたまげました。 続けて大統領は”it’s a historic moment and possibly beyond that if it works out properly”と言っています。この会談が成功して朝鮮半島の非核化に成功したら歴史的な瞬間どころかそれ以上のもんだぜ、と言っている訳です。私もそれはそうだと思います。
(5分34秒)
「我々は我々の前の歴代政権が犯してきた過ちを繰り返すつもりはない。北朝鮮が非核化するまで我々の最大の圧力行使を続ける」(6分24秒)
「昨年の秋に日本を訪れていた時、北朝鮮政府によって愛する家族を拉致されたという恐ろしい心痛に耐えている日本のご家族に会った。我々はこの家族が可能な限り早く再会するのを見たい。そしてこれはシンゾー(安倍晋三)の心の中で真に最も重要な事だという事実を私は知っている」(6分52秒)
「我々はこの件についてしばしば話し合った。君(安倍総理)にとってとても大事な事だ。そして我々は彼ら彼女らを取り戻すために、日本に連れ帰って来るために出来る事は何でもするつもりだ。私はそれを約束する」【訳注3】 原文は”We talk about it often, so important to you, and we’re going to do everything possible to have them brought back, bring them back to Japan. I gave you that promise.”です。ここで刮目すべきは最後の”I gave you that promise”ではないでしょうか。これは「私は君に約束したんだ」くらいの訳でいいと思います。つまり、アメリカ大統領が「シンゾー、オレはお前と約束したんだ」と言ってるのです。アメリカ大統領に個人的にここまで言わせた日本の政治家は過去にいないと思います。
(8分42秒)
「この2日間は極めて実りあるものだった。私は心から信じるのだが日本とアメリカ合衆国との友情が今日ほど濃密(close)なものであった事はかつて無かった。そして二国の人々の紐帯がこれほど強固な事は無かった。 今後数ヶ月にわたって我々はこの偉大なる友情を信頼する。何故なら我々は数々の難題と新しい好機に直面するからだ。我々はそれら(諸問題)に共に向かい合うのだ」【訳注4】 後半のトランプ大統領の言葉の重さに私は慄く思いでした。以下原文。 “The friendship between Japan and United States has never been closer, I truly believe it has never been closer than it si today.(中略) In the months ahead we will rely on this great friendship, as we face an array of all challenges and new opportunities and we will face them together.” →つまりトランプ大統領は「私は今日ほど日本とアメリカの友情が濃密だった事はないと本当に信じている」と前置きをした上で、 「我々は来るべき数ヶ月において この偉大なる友情を信頼することになる 何故なら我々は数々の難題と新しい機会に直面するからだ 我々はそれらに共に向き合うのだ」と述べた訳です。これ、慄然としませんか?我々は”we will face them together”だそうですよ。この言葉には「同盟」という物の持つ重さを感じました。我々は現在の激しく動きつつある世界情勢の中に既に組み込まれているのです、否応なく。我々は今、激動の端緒に立っている様に思われます。例えば米朝会談がうまく行ったらトランプ大統領は日本に同盟国として相応しい多くのことを望むでしょう。米朝会談が決裂したら次は軍事行動です。そこでもトランプ大統領は日本に同盟国として相応しい行動を望む、あるいは要請するでしょう。同盟、allyとはそういうものです。
(9分22秒)
「(安倍)総理大臣、この重要なディスカッションとミーティングの為に貴方がマーアラゴまで来てくれた事に私は再度お礼申し上げる。君をここに招くこと、そして我々の2つの真に偉大で素晴らしい国のため大いなる安全保障、繁栄、そして平和について仕事をする事はとても名誉な事だ。君がここにいてくれて有難う。有難う」【日本語訳終わり】
以上です。巷間誠しやかに語られる「安倍総理がアメリカに相手にされていない」とか「安倍総理は蚊帳の外」とか「日米会談は失敗だった」という論調がいかに軽薄なものか、いかに的外れで無責任なものかがお判りいただけたかと思います。それにしても朝日新聞やテレビ朝日などに代表される日本のマスコミの愚かさには言葉を失います。野党議員の低能さにも言葉を失います。日米宣言を見た後で日本のニュースを見るとまだモリカケやセクハラ問題をやっている。その度し難い愚かさに暗澹たる気持ちにならざるを得ません。
日本でのニュースを読む限り、マスコミ人は誰もトランプ大統領の演説を聞かなかったんじゃないか、誰も日米共同宣言の重みを理解しなかったんじゃないかと疑いたくなります。と言うのも少しでもこの内容を理解したら絶対あんなお粗末な記事は恥ずかしくて世に出せない筈だからです。長文失礼しました。
追加。我々は安倍総理が今の日本にとって如何に大事な総理かという事を知っていますが残念な事に新聞、テレビ、野党及び自民党の能無し政治家にはそれが理解出来ません。万一安倍総理が退陣する事があったら日米関係は根底から揺さぶられます。石破等の無能政治家には安倍総理の代役は務まりません。
安倍総理は何故か「世界情勢変動の中にある日本」に対する理解が抜群でその認識がトランプ大統領とかなりの部分で一致しています。安倍総理以外に今後5年の変動期の舵取りを経済も含めて出来る政治家はいません。安倍総理が今退陣したらまた昔の日本に逆戻りです。それが最も悪いシナリオです。
引用元: Ricky_Elwoodさんツイートより
いかがだったでしょうか?少なくともTVを見る限りは、今回の首脳会談に対して、このような正当な評価を下している報道・番組は数少なかったように思います。
いま最も喫緊の課題である「北朝鮮の核の無力化」に対して、日米の足並みを揃えることがどれほど重要で、どれほど大変な作業であるのか、またその成果を正当に報道しているメディアは皆無に等しいように感じます。「日本は蚊帳の外だ」「日本は遅れを取った」というミスリードや、北朝鮮問題よりもモリカケやセクハラ問題の方が重要であるかのようなマスコミの報道姿勢は、この国の未来を危うくさせかねません。
我々一般人ではなかなか一次ソースに触れることが難しいのは当然ですが、今回のツイートのように、信頼ある一次ソースや多方面からの情報を取ろうと努力することがマスコミの偏向報道に対抗する手段です。
ちなみに、新聞でまったくこのことを報じていないかと言えばそうではありません。産経ニュースはきちんと全文を載せています。
また、朝日新聞、毎日新聞、読売新聞は下記のように報じています。ご参考までに。(なんか都合悪い記事は、有料記事にされている気がしないでもないですね・・・)
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